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TOTO株式会社へ社名変更  東陶機器    創立90周年機に


 衛生陶器製造のTOTO(東陶機器株式会社、北九州市小倉北区中島2丁目、木瀬照雄社長)は、5月15日、社名を東陶機器株式会社からTOTO株式会社へ変更する。
 同日の創立90周年を機に社名変更するもの。これに伴い、グループ会社の25社についても、従来の「東陶」から「TOTO」を冠にした社名に変更する。

 TOTOウォシュレットテクノ株式会社を子会社化

 また、同社は、3月27日、グループ会社で温水便座開発製造のTOTOウォシュレットテクノ株式会社を100%子会社化することを決めた。
 TOTOウォシュレットテクノ株式会社は、TOTOと愛知電機株式会社、小糸工業株式会社の3社で2001年に設立(当時の社名は株式会社パンウォシュレット、昨年10月に現社名に商号変更)。これまでウォシュレットの商品開発力強化と生産体制の効率化を図ってきたが、3社協業による一定の効果があったと判断するとともに、今後のリフォーム需要の創造、獲得において、ウォシュレット単体ではなくTOTOが持つ販売部門との連携強化が狙い。TOTOの出資比率は51%だったが、愛知電機と小糸工業が所有するTOTOウォシュレットテクノの全株を購入することで出資比率を引き上げる。
 同社は1917年5月設立、資本金は355億7900万円。06年3月期の連結売上高は4947億円。
 木瀬社長は北九州市出身。47年4月生まれの59歳。京都大学教育学部卒。趣味はゴルフ、読書。