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新博多駅ビルの年商試算は約1300億円  日本政策投資銀行九州支店    天神地区は300億円減を予測

 日本政策投資銀行九州支店(福岡市中央区天神2丁目、小笠原朗支店長)は、11月18日、2011年春開業する新博多駅ビルの売り上げ規模(試算)や地域小売業全体に与える影響などをまとめた。  今回の調査では、新博多駅ビルの開業によって、博多駅地区(博多駅、駅南、駅東)の小売業売り場面積が現行の6万7000平方mから約150%増の16万7000平方mまで拡大、天神地区の31万平方mに次ぐ小売商業拠点が誕… もっと読む »


資金需要低迷で減収減益  ふくおかFG    4~9月、コア業務純益は3行合算で24%増

 株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(福岡市中央区大手門1丁目、谷正明会長兼社長)の10年3月期中間(09年4~9月)決算は、経常収益が1280億2900万円で前年比13・5%減、経常利益が160億9800万円で同14・5%減の減収減益だった。当期純利益は241億5900万円で同27・9%増加した。11月13日付。  資金需要の低迷や株式売却益が減少したことなどが影響した。一方、当期純利益は、… もっと読む »


ベトナム電力会社の研修生受け入れ  西日本プラント工業    来年2月から3人

 火力・原子力発電所の建設工事、保全・保守工事の西日本プラント工業株式会社(福岡市中央区高砂1丁目、石井拓社長)は、来年2月から、ベトナム電力公社(EVN)傘下の火力発電所保守会社「NPS」の研修生受け入れを開始する。  10月14日に「NPS」と技術交流協定を交わしており、3人の研修生を半年間、西日本プラント工業の発電所事業に受け入れ技術指導をする。締結期間は2年(合意により延期可)で、半年ごと… もっと読む »


紙パック式の麦、ゴマブレンド焼酎を発売  紅乙女酒造    初年度売上目標は1億円

 各種焼酎、リキュールなど製造・販売の株式会社紅乙女酒造(久留米市田主丸町、磯野修社長)は、11月1日、麦焼酎とゴマ焼酎をブレンドした紙パック式の新商品「おいしい麦焼酎 隠し胡麻」を発売した。  同商品は国産100%の二条大麦と国産米100%の米麹、ゴマを原料に開発。減圧蒸留で仕上げ、隠し味に同社製品の「胡麻祥酎」を使用しているのが特徴。アルコール度数は25度。関西、九州地区のスーパー、小売店など… もっと読む »


太陽光発電パネル設置のアパート計画  キミヱコーポレーション    来春をめどに

 投資用アパートの建設・販売のキミヱコーポレーション株式会社(福岡市博多区博多駅前4丁目、田中勝也社長)は来春をめどに、福岡市内に同社初となる太陽光発電パネルを設置したアパート1棟の建設を計画している。  入居率が上がるよう他社物件との差別化を図り、今後独自のブランドとして展開を強化する狙い。現在太陽光発電の提携企業は交渉中で、約660平方m以上の土地を福岡市内で選定中。1棟目は木造2階建てで、2… もっと読む »


5億円かけ無農薬水耕栽培野菜棟増設  西部ガス    来年6月完成、生産能力2倍に

 西部ガス株式会社(福岡市博多区千代1丁目、田中優次社長)は、グループ事業として取り組んでいる無農薬水耕栽培野菜の栽培棟を増設、生産能力を現在の2倍に増強する。増設費は約5億円、栽培開始は来年6月の予定。  2007年7月から同社北九州工場敷地内(北九州市若松区響町1丁目)でリーフレタス(ブランド名「うるおい野菜」)の水耕栽培・販売をスタート。食の安全・安心意識の高まりなどを背景に出荷数、取扱店舗… もっと読む »


ピッツバーグ大学医療研修機関と研修教育契約  飯塚病院    2011年3月まで、指導医が来院

 麻生グループの飯塚病院(飯塚市芳雄町、田中二郎院長)は、このほどピッツバーグ大学メディカルセンター(米ペンシルバニア州ピッツバーグ市、以下UPMC)と医師研修教育の向上および研修指導体制の拡充を目的とした研修教育契約を締結した。  これは、UPMCが手掛ける研修医対象の教育カリキュラムや教育技法、指導方法など臨床教育に関する豊富な研修教育ノウハウを取り入れることで、同病院オリジナルの新たな研修プ… もっと読む »


新鳥栖駅前に重粒子線がん治療施設  佐賀県や九州電力など    総事業費150億円、13年春開設へ

 佐賀県や九州電力株式会社などは産学官連携で、同県鳥栖市元町に、放射線の一種である「重粒子線」を使用する最先端のがん治療施設建設を計画している。総事業費は150億円で2013年春のオープンを予定している。  重粒子線がん治療は、従来のX線や陽子線治療に比べ、病巣に対し高い放射線量を集中して照射することができ「周囲の組織への損傷が少なくがんの殺傷効果が高い」(十時忠秀佐賀県医療統括監)のが特長。実現… もっと読む »


福岡国税局酒類鑑評会で金賞を受賞  紅乙女酒造    「胡麻祥酎・紅乙女」

 各種焼酎、リキュールなど製造・販売を手掛ける株式会社紅乙女酒造(久留米市田主丸町、磯野修社長)は、11月16日、福岡国税局酒税課が主催する「2009年酒類鑑評会」本格焼酎の部で金賞を受賞した。  これは福岡国税局(福岡市博多区博多駅東2丁目、藤田利彦局長)が清酒および純米酒、本格焼酎の品質強化、酒造技術の進歩と発展、市販種類の品質向上を目的に毎年開催しているもので、今年で86回目。今回、金賞を受… もっと読む »


福岡県庁を訪問し麻生知事と会談  ルイス駐日米国大使    水素エネルギーに関心

 ジョン・V・ルース駐日米国大使は、11月18日、福岡県庁を訪問し、麻生渡県知事と会談、「福岡ニューディール」などについて説明を受けた。続いて、福岡市博多区冷泉町の「博多町屋」ふるさと館を訪れ、吉田宏福岡市長と漫画家の長谷川法世さんの出迎えを受けた。  会談では麻生知事が県の政策「福岡ニューディール」を英語で説明した後、ルビー言語やLSIシステムなどについて大使が感想を述べ、水素タウンや家庭用燃料… もっと読む »