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曽根干潟で干潟観測ロボットの実証実験  九州職業能力開発大学校    年度内の実用化目指す

 九州職業能力開発大学校(北九州市小倉南区志井、末岡敦男校長)は6月14日、同区曽根干潟で干潟航行観測ロボットを実証実験した。  これは同校学生と企業の共同研究で開発した干潟の生態や環境を調査するロボット。泥をかき分けながら進むことができる船型の四輪駆動で、全長2m、重さ110kg。機体に取り付けたデジタルカメラで干潟の表面を動画撮影し、無線で送る仕組み。年度内の実用化を目指しており、今後改良を進… もっと読む »


博多駅前2丁目にレンタルオフィス  インテグレーション    個別ブースと個室で構成

 OA機器販売、ソフトウエア開発の株式会社インテグレーション(福岡市博多区神屋町、新嶋秀夫社長)はこのほど、同区博多駅前2丁目にレンタルオフィスをオープンした。  場所は博多区役所南東、福岡Dビルの9階と10階の各一部屋を賃貸する。オフィス名は「BIZ―POINT(ビズポイント)」。9階は部屋面積約50平方mで、約5平方mの個室を10室設置。10階は約60平方mで、机を設置した個別ブース18席、受… もっと読む »


カンファレンスルームとカウンセリングルームを新設  医療法人天空会    今後は一般貸し出しも検討

 医療法人天空会(福岡市博多区博多駅前3丁目、山田勇二理事長兼院長)が運営する歯科医院デンタルチームジャパン(同所)は7月7日、院内にカンファレンスルームとカウンセリングルームをそれぞれ1室新設した。  場所は同院があるライオンズマンション博多(同)の2階フロア。これまでカンファレンスルームは2室あったが、手狭になったため増設した。床面積は約40平方m。同院では、医院内のミーティングや外部から講師… もっと読む »


11年2月期第1四半期は売上高2%増  ジェイエムテクノロジー    経常損益は9百万円赤字

 システム開発、技術者派遣業のジェイエムテクノロジー株式会社(福岡市博多区下川端町、植木一夫社長)の2012年2月第1四半期連結決算は、売上高が前年同期比1・9%増の8億円、経常損益が9百万円赤字(前年同期は1千万円黒字)だった。  半導体設備の据付・メンテナンス業務が、既存大口取引先から引き続き受注できたほか、部品販売が好調で増収だった。  通期は、国内半導体メーカーからの受注を確保し、さらに部… もっと読む »


新規出店と低価格戦略で3期連続の増収増益  コスモス薬品    売上高、利益とも過去最高を更新

 ドラッグストアチェーンの株式会社コスモス薬品(福岡市博多区博多駅東2丁目、宇野正晃社長)の11年5月期連結決算は、売上高が前期比15・5%増の2371億74百万円、経常利益が同25・8%増の110億71百万円で、3期連続の増収増益だった。  九州地区32店舗はじめ、中国・四国・関西地区に計49店舗を新規出店したことに加え、台風の上陸がないなど天候にも恵まれ20期連続の増収。利益面では、ディスカウ… もっと読む »


取締役に田中文夫経営管理部長  NECソフトウェア九州    早大政経卒の53歳

 ソフトウエア開発のNECソフトウェア九州(九州日本電気ソフトウェア株式会社、福岡市早良区百道浜2丁目、幸田好和社長)の取締役に、田中文夫同社経営管理部長が就任した。6月16日付。  田中氏は1958年6月2日生まれの53歳、早稲田大学政治経済学部卒。1982年4月NEC入社、05年4月同業種ソリューション企画本部グループマネージャー、06年4月企業ソリューション企画本部人事統括マネージャー、08… もっと読む »


取締役専務執行役員に財務省出身の谷川氏  西日本シティ銀行    浦山、石田、入江氏が昇格

 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目)の取締役専務役員に、6月29日付で財務省出身で元株式会社日本政策金融公庫常務の谷川浩道顧問が就任した。また、業務執行の権限と責任を明確化するため、代表取締役を含め専務以下の取締役が執行役員を兼務することになり、取締役専務執行役員に浦山茂常務、取締役常務執行役員に石田保之、入江浩幸両取締役が昇格した。  また、藤本宏文代表取締役専務と古賀恭介取… もっと読む »


早良区の原店でネットスーパーを開始  イオン九州    対象は城南区、早良区、西区

 イオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、岡澤正章社長)は、7月1日からイオン原店(同市早良区原6丁目)でネットスーパー「らくらくスーパー」を開始した。  若松店(北九州市若松区)、大野城店(大野城市)、福岡東店(糟屋郡志免町)に続き4店目。配送エリアは城南区と早良区、西区の一部。ネット上に掲載されている食料品や日用品の中から希望の商品をパソコンや携帯電話で選び、希望の時間帯を指定すれば、… もっと読む »


森薬品との合併で売上高15%増  九州東邦    医薬品の価格低下で経常利益は36%減

 医薬品卸業の九州東邦株式会社(福岡市東区箱崎ふ頭3丁目、寺園忠勝社長)の11年3月期決算は、売上高が前期比15・1%増の960億2530万円、経常利益が36・1%減の7億9049万円だった。  昨年4月に同業の森薬品株式会社(宮崎市)と合併したことで増収となったが、医薬品の販売価格が低下し経常利益は減少した。部門別に医薬品部門が16・1%増の944億5千万円、動物薬品部門が56・0%減の6億2千… もっと読む »


16億6千万円かけ次世代燃料電池の研究施設を建設  九州大学    伊都キャンパスに来年3月完成予定

 九州大学(福岡市東区箱崎6丁目、有川節夫総長)は来年3月の完成をめどに、伊都キャンパス(福岡市西区元岡)に4階建ての次世代燃料電池研究施設を建設する。8月下旬の着工で、総工費は16億6千万円。  次世代燃料電池として期待されている固体酸化物形燃料電池(SOFC)の研究で高い実績を持つ九大の研究チームと民間企業の産学連携で、SOFCの開発と実用化を加速させる。場所は今年3月に造成が完了した九大伊都… もっと読む »