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消費増税の懸念あるも統括判断は「持ち直し」  福岡財務支局    4月の管内経済情勢報告

 福岡財務支局(高木誠支局長)が4月23日に発表した管内経済情勢報告(今年1月―3月期)によると、北部九州3県の総括判断は、4月1日の消費税率引き上げに伴う駆け込み需要と反動への懸念が見られながらも持ち直していると昨年10月と12月発表の判断を継承した。  項目別で見ると、消費増税の影響が最も大きいとされる個人消費では、増税前の駆け込み需要が見られる中、大型小売店販売額は、百貨店で引き続き高額品の… もっと読む »


3月は唐津市の複合商業施設など15件  九州管内大規模小売店舗届け出    県内は5件

 経済産業省が5月1日にまとめた大規模小売店舗立地法に基づく届け出状況によると、14年3月の九州経済産業局管内の新設(法第5条第1項)届け出は佐賀県唐津市に株式会社九州リースサービスが開発する複合商業施設「唐津和多田複合店舗(仮称)」(店舗面積5189平方m、14年11月オープン予定)、熊本県人吉市の家電量販店「ケーズデンキ人吉店(仮称)」(店舗面積2624平方m、14年11月オープン予定)、福岡… もっと読む »


経営者賞に境豊作、河内旭、山本厚生の3氏  経営者顕彰財団    4月24日に表彰

 公益財団法人経営者顕彰財団(旧財団法人九州・山口地域経済貢献者顕彰財団、福岡市博多区博多駅前3丁目、理事長・久保田勇夫西日本シティ銀行頭取)は、第41回(2013年度)の「経営者賞」を発表した。  受賞者は飲食店を展開する株式会社ウエスト(同区三筑1丁目、若山和夫社長)の境豊作名誉会長と、食品包装、畜産環境プラント設計施工、三友機器株式会社(同市中央区大手門1丁目)の河内旭会長兼CEO、圧延用ロ… もっと読む »


経常益、当期純利益を上方修正  FFG    純利益過去最高益の見通し

ふくおかフィナンシャルグループ(FFG、福岡市中央区大手門1丁目、谷正明会長兼社長)は4月28日、14年3月期の経常利益を当初比45億円増の570億円に上方修正した。  子会社の福岡銀行、熊本銀行、親和銀行のコア業務純益が順調に推移したことに加え、信用コストが予想を下回る見込みとなったため。当期純利益も同32億円増の362億円に修正し、グループ発足以降過去最高益となった昨年の320億円を上回る見込… もっと読む »


新頭取に財務省出身の谷川副頭取  西日本シティ銀行    久保田頭取は代取会長に

 株式会社西日本シティ銀行(福岡市博多区博多駅前3丁目、久保田勇夫頭取)は、新頭取に財務省出身の谷川浩道副頭取が就任するトップ人事を4月25日内定した。久保田頭取は代表取締役会長に就任し、本田正寛会長は特別顧問に退く。6月開催予定の株主総会後の取締役会で正式決定する。  同行は2006年6月に就任した久保田頭取のもと、店舗統廃合や人員削減など財務基盤強化を進め、公的資金完済や地方銀行の共同システム… もっと読む »


福岡営業所長に山岡公成仙台営業所長  オービックビジネスコンサルタント    4月1日付

 中小企業向けの業務用パッケージソフト「勘定奉行」などの「奉行シリーズ」を開発する株式会社オービックビジネスコンサルタントの福岡営業所(福岡市博多区冷泉町)に4月1日付で山岡公成仙台営業所長が就任した。  大阪、東京の両支店で営業グループリーダーを経て、仙台営業所長を務めた。特に、仙台所長赴任時は東日本大震災後で、被害に遭ったデータの復旧やソフトの無償の提供など同社としての地域に貢献できる支援に取… もっと読む »


東九州自動車道、全線開通は16年春へ  西日本高速道路    椎田南―豊前間で用地交渉難航

 西日本高速道路九州支社(本間清輔支社長)は4月18日、北九州市と鹿児島市を結ぶ東九州自動車道(延長436キロ)の全線開通が2016(平成28)年春にずれ込むことを明らかにした。  同社は当初、京都郡築上町から豊前市までの椎田南―豊前間、豊前市から大分県中津市までの豊前―宇佐間(延長28・3キロ)について、用地取得などで地元からの理解と協力が得られることを前提に完成予定を2年前倒しし、14年度を開… もっと読む »


15年4月は倍増の大卒20人を採用  エヌビーエス    文系にも採用枠を拡大

 プラント工事メンテナンスなどエンジニアリング事業のエヌビーエス株式会社(福岡市博多区奈良屋町、石橋一海社長)は、2015年4月の新卒採用で、前年比倍増となる大卒20人を募集する。  大手プラント会社から技術者派遣事業への受注が拡大しており、技術力と語学力に長けた人材の育成を進めている。これまで大学工学部に絞っていた採用枠を、入社前に電気専門学校に通うことを条件に文系にも拡大し、人材を確保する考え… もっと読む »


ヤマダ提携効果で2期ぶり黒字転換  ベスト電器    連結売上高は1729億9200万円

 地場家電量販大手・株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、小野浩司社長)の2014年2月期連結決算(連結子会社10社)は、売上高が前年同期比6・1%減の1729億9200万円、経常利益が21億4100万円(昨年は35億7900万円の赤字)で減収増益となった。6期連続で減収したが、2期ぶりに黒字転換した。当期純利益は16億2000万円(同173億4700万円の赤字)。  当期は直営7店舗(うち… もっと読む »


新社長に長男の井野銀志朗取締役部長  アイリンク・アソシエイツ    井野和弘社長は会長に

 通販事業支援、コールセンター業務代行の株式会社アイリンク・アソシエイツ(福岡市博多区博多駅前1丁目、井野和弘社長)の新社長に井野銀志朗取締役部長が就いた。井野和弘社長は代表権のある会長に就任。2月10日付。  世代交代とともに組織の活性化を図るもの。井野社長は井野和弘会長の長男で福岡市出身、1984年7月13日生まれの29歳。福岡大学附属大濠高校卒。2010年に関連会社のバックス・ティーヴィー株… もっと読む »