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NTT・TCリースが大岳に店舗 福岡市内開発申請状況


週刊経済2021年6月29日発行

件数は2件減

ふくおか経済・㈱地域情報センターは、福岡市の開発許可が必要な市街化調整区域と1千㎡以上の造成を伴う市街化区域への開発申請状況(21年5月分)をまとめ、法人による申請件数は前月比2件減の4件だった。
開発の内訳は、住宅3件、店舗1件。開発面積が最も大きかったのは、NTTグループのNTT・TCリース㈱(東京都港区港南、成瀬明弘社長)が東区大岳に開発する店舗で、開発面積は3550㎡。同社は昨年発足したNTT、NTTファイナンス、東京センチュリーの合弁会社で、リース・ファイナンス事業を手掛ける。次に開発面積が大きかったのは、㈱ジェイ・スリー(福岡市東区土井、因幡淳治社長)が東区土井に開発する長屋で、面積は2183㎡、戸数は30戸。
件数は前月を下回り、規模が大きい開発も見られなかった。3件の住宅は全て戸建で、共同住宅の開発鈍化が顕著になっている。
表はこちらから。