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AEO制度の「特定保税承認者」に 郵船ロジスティクス九州


税関手続の利便性が向上

国際運送取次、貨物利用運送などの郵船ロジスティクス九州株式会社(福岡市博多区榎田2丁目、中尾英道社長)は、5月19日付で門司税関からAEO制度の「特定保税承認者」として認証された。

AEOは「認定経済事業者制度」という意味で、国際物流のセキュリティ強化と貿易円滑化の推進の両立を目的として導入された「官民パートナーシッププログラム」。対象事業者は通関業者、倉庫業者、運送者、輸入者、輸出者、製造者。同社は2014年3月にAEO「認定通関業者」として認定されている。今回の認証により、法令遵守と適正な貨物管理を行う倉庫業者として、税関から税関手続の緩和措置を受けられるようになる。同社では「今後も国際物流を担保する倉庫機能の強化を図り、安全、確実、迅速なサプライチェーン、ロジスティクスサービスを実現する」と話している。

同社は郵船ロジスティクス株式会社(旧 郵船航空サービス株式会社)の地域事業会社として、1998年2月に設立。資本金3000万円。従業員39人。

2017年7月4日発行