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9月から在宅介護テーマの情報誌を発行 エース印刷


在宅介護が必要な一般家庭向けに

印刷業、デジタルコンテンツ制作のエース印刷株式会社(福岡市中央区大濠、田平裕隆社長)は、9月から在宅介護にテーマを絞った情報誌を発行する。これまで制作・発行していた介護情報誌「Happy Happy」は4月20日発行分をもって一時休刊した。

少子高齢化や社会保障費増大など社会情勢の変化により情報誌としてのアプローチを変えるため。「Happy Happy」のブランドネームは残しながら、今後はターゲットをこれまでの介護職員や介護サービス利用者から、家族を在宅で介護する一般家庭向けに変更する。冊子は福岡都市圏の医療機関に設置する。「Happy Happy」は2010年10月に創刊したフリーペーパーで、介護に関する特集記事や行政情報を掲載し、福岡都市圏の介護事業所や公共施設を中心に年3回、約2万部を発行していた。

同社は「介護の形は創刊時と比べて変化している。創刊から6年半で築いてきた介護関係者とのつながりを生かしながら、時代に合わせて必要な情報を提供できるように方向を変えていきたい」と話した。

同社は1976年7月設立。資本金1000万円。従業員数28人。

2017年5月23日発行