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7階建て大学病院診療棟を建設   福岡大学   09年1月完成、看護学科棟も来年完成


 福岡大学(福岡市城南区七隈8丁目、山下宏幸学長)は、09年1月完成をめどに、同所に大学病院の地下1階地上7階建ての新診療棟を建設する。
 3年ごとに見直しを続けている中長期施設整備計画に基づくもので、キャンパス内の地下鉄やトンネルなどの公共工事が終了したのに伴い、施設整備に着手する。建設場所は、陸上競技場の北側で、07年に着工予定。建物は地下1・地上7階建て。敷地面積約1万3300平方メートル、延床面積約2万1,000平方メートル。1~3階を外来、4~7階を病棟、屋上にはヘリポートを設置する計画。新診療棟の建設に伴い、来年3月をめどに陸上競技場を移設する。現在、地下駐車場も整備している。
 また、陸上競技場西側では、6階建て・延床面積約6400平方メートルの看護学科棟を建築中で、来年1月の完成を予定している。
 同大学は、1934年4月開学。学生数は約2万人。卒業生数は約20万6,000人。