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6月28日から御井キャンパスで職域接種を開始 久留米大学


週刊経済2021年6月29日発行

学生、教職員など約8200人が対象

久留米大学(久留米市旭町、内村直尚学長)は6月28日から、文系学部が拠点を置く御井キャンパス(同市御井町)で新型コロナウイルスワクチンの職域接種を開始した。
約7千人の久留米大学生と教職員に加え、連携協定を結ぶ久留米工業大学、久留米工業高等専門学校の学生、教職員約1200人を対象にモデルナ社製ワクチンを接種する。1回目が同月28日から7月上旬、2回目が7月下旬から8月上旬を計画しており、8月中の終了を目指す。申し込みは学生がポータルサイト、教職員は学内の検診予約システムを活用し、学外は各校で接種希望者を取りまとめた後、久留米大学に提出する。接種日は平日午前10時〜午後4時半までで、1日900人弱の接種を想定している。スタッフは、久留米大学病院の医師4人、看護師8人、薬剤師2人、教職員14人、医学部学生10人。内村学長は「接種当日はもちろん、接種の翌日以後でも待機する医師が対応できる体制を十分に整えている」と話している。