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6月完成に向け本社前に新工場を建設   丸ふじ   投資額約3000万円かけ


 北九州地区を中心に弁当・総菜を製造販売する株式会社丸ふじ(北九州市小倉北区下富野5丁目、後藤祐平社長)は、現在本社工場(同所)向かいに新工場を建設している。完成は6月を予定。
 今後の販売強化に向けた製造能力のアップを目指し、約3,000万円を投じ建設しているもので、主に訪問販売やスーパー向け弁当・総菜製造において、ラインによる増産ができない手作り工程の部分を新工場に移管し業務効率を高めるのが狙い。完成すれば既存工場と合わせ日産7,000食超の弁当製造が可能になるという。
 新工場は敷地面積が約100平方m、建物は1階建てで延べ床面積が約100平方m。後藤社長は「今後の販売強化に向け、当社の特徴である手造り弁当の比率をさらに高め差別化を図っていきたい」と話している。

 那珂川町に15店舗目の弁当・総菜店

 また同社は3月27日、筑紫郡那珂川町今光に15店舗目となる弁当・総菜店「丸ふじ那珂川店」をオープンした。
 福岡都市圏では箱崎店に次ぐ2店舗目の出店。場所は今光5丁目交差点南側に同日付でオープンした食品スーパー「海星ムサシ那珂川店」の総菜コーナーの一角。店舗面積は約30平方mで、弁当、総菜類を中心に、寿司、天ぷらなど約100種類のアイテムを販売している。
 同社は1984年8月設立、資本金1,000万円、05年3月期売上高は7億円、従業員数は150人。
 後藤社長は北九州市出身、68年4月10日生まれの38歳、徳山大学卒。趣味はスポーツ、映画鑑賞。