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4月開業のJR九州筑紫口ビルに移転  医療法人親愛ステーションクリニック    3階に


 医療法人親愛ステーションクリニック(福岡市博多区博多駅中央街、野尻五千穂院長)は、4月上旬、「博多ステーションビル」から博多駅筑紫口に建設中の「JR九州筑紫口ビル」に移転する。
 JR博多駅ビル再開発に伴うもので、場所は、今春、完成する同ビル3階。延べ床面積は約500平方メートル。小野国治理事事務部長は「JR博多駅に隣接しており、アクセスやアメニティーなど、患者さんの利便性を考慮して同ビルへの移転を決めた」と話している。

 移転に伴い診療時間変更と婦人科追加

 また、同クリニックでは、移転に伴い診療時間を変更、診療科目に婦人科を追加する。
 これまで、平日の診療時間には午後12時30分~13時30分に昼休みを設けていたが、周辺オフィスの会社員などが休み時間にもクリニックを利用できるように昼休みを設けず診療を実施する。さらに、JR利用者の急患受入先として時間延長の要請などもあり、午後5時30分までの診療時間を午後9時に時間延長することを検討している。
 診療科目は、従来の一般内科、胃腸科、放射線科に婦人科を加え、女性特有の疾患に対する検診、予防、治療に対応する。そのため、従業員数を現在の約15人から約20人に増員する計画で、小野理事事務部長は「専門家集団を形成し、病院と同じようなチーム医療を実施することで、より良い医療を提供していきたい。また、健康診断や人間ドックなどの予防医学の分野にもさらに力を入れていく」と話している。