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4月は天候不順の影響で3・7%減  九州・沖縄地区百貨店売上高    苦戦続く衣料品


 九州百貨店協会に加盟する九州・沖縄の百貨店(18社28店舗)の08年4月の売上高は472億円で前年同月比3・7%減となった。
 天候不順の影響で、春・初夏物衣料品を中心に動きが鈍く苦戦。また、消費マインドの冷え込みにより、身のまわり品や雑貨などの高額商品の動きにも影響が見られた。さらに昨年に比べ曜日配列が悪く、日曜日が1日少なかったことも影響した。
 商品別動向をみると、衣料品は全体で同5・0%減。内訳は、「紳士服用品」が同8・9%減、「婦人服用品」が同3・9%減、「子供服用品」が同4・3%減、「その他衣料品」が同5・5%減。また、「身の回り品」は同6・9%減、「雑貨」は0・8%減、「家庭用品」も家具、家電ともに動きが鈍く同5・8%減となった。「食料品」は精肉、菓子、生鮮などの動きがよく同1・9%増だった。主要都市の状況は名古屋6・3%減、大阪4・0%減、北九州5・5%減、福岡1・5%増となった。