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4年後をめどに売上高3倍の40億円目指す   ジャパンシーフーズ   全国に拠点開設し卸先拡大


 アジ、サバ加工メーカーの株式会社ジャパンシーフーズ(福岡市南区井尻5丁目、井上幸一社長)は4年後をめどに、現在の約3倍の売上高40億円を目指す。
 現在全国で約400社の量販店や卸売業者と提携しているが、今後は拠点を開設して卸先を拡大するとともに、各店舗の要望を組み込んだ商品を提供し、1店舗ごとの売り上げを拡大、量販店向けアジ、サバの加工メーカーとして全国シェアトップを目指す。
 井上社長は「最近は新規参入が増えている。今後もアジとサバに特化して商品力を強化して対応していく」と話している。

 3年後をめどに東北地区に営業所を開設

 また同社は3年後をめどに、東北地区に営業所を開設する。
 現在は、東日本エリアは東京営業所が受け持っているが、東北地区の卸先拡大と、サービス強化を目的に拠点を開設するもの。
 今年9月には関西地区の営業強化を図って、名古屋、大阪営業所の開設も予定している。
 井上社長は「全国に拠点を構えてエリアごとにきめ細やかなサービスを提供し、営業力で他社と差をつけていく」と話している。
 同社は1987年に設立。資本金5,000万円。従業員93人。05年8月期の売上高は14億5,000万円。
 井上社長は福岡市出身。48年8月19日生まれの57歳。福岡大学法学部卒。趣味は読書、ゴルフ。