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4・3%増収の302億3700万円 アプライド
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経常利益15・3%増で2期連続増収増益
パソコン量販店のアプライド株式会社(福岡市博多区東比恵3丁目、岡義治会長兼社長)の2017年3月期連結決算は、売上高が前期比4・3%増の302億3700万円、経常利益は15・3%増の12億6000万円で2期連続の増収増益となった。
当期、主力のパソコン・ゲーム事業が、店舗販売、大学・官公庁向けの販売を主体とするSI営業の売り上げは微増だったが、BtoB販売を中心とした特機営業が好調で増収、化粧品・雑貨事業は前期を下回ったが、全体で増収につながった。利益面では、増収に加えて、利益率の高い店舗での技術サービス強化などで営業利益は35・5%増の12億6100万円、経常利益も2ケタの伸びだったが、不動産の減損損失を計上して当期純利益は1・7%増の6億6800万円となった。
セグメント別の売上高は、パソコン・ゲーム事業が7・3%増の265億6700万円、化粧品・雑貨事業が15・5%減の32億6200万円、出版・広告事業は7・7%増の4億600万円だった。
今期の連結業績は、特機営業の伸びなどで、売上高は2・5%増の310億円、営業利益は1・5%増の12億8000万円、経常利益は1・6%増の12億8000万円、当期純利益は1・8%増の6億8000万円を予想。同社の坂井雅実常務は「今期の出だしは見込み通り。またパソコン販売店の新規出店も再開する。直近は今期末~来期の予定で、今後年間1~2店舗を出していきたい」と話している。
2017年6月27日発行