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3月までに今福工業団地7・1ha完成  八女市と八女市土地開発公社    分譲区画数は3区画


 八女市(野田国義市長)と八女市土地開発公社は、3月までに現在造成中の今福工業団地第2工区を完成させる。
 第2工区の開発面積は7・1ヘクタール。昨年10月から造成工事に着手、整備を進めている。分譲区画数は3区画(1・8ヘクタール、3ヘクタール、2・3ヘクタール)。1区画あたり1日500トンの工業用水を確保しているほか、敷地内を通過する高圧線は09年までに移設を完了させる。分譲区画は、すでに分譲を終了した第一工区(0・97ヘクタール)の価格・一坪あたり6万1000円を基準としているが、土地購入者に5年以内で分割交付する奨励金制度を盛り込んだ企業誘致条例を改正、自治体間の誘致競争を有利に展開していきたいとしている。
 今福工業団地は、八女郡広川町に隣接する丘陵地に立地しており、全体の開発面積は11・3ヘクタール。第一工区0・97ヘクタールはすでに分譲済み。久留米市田主丸町の吉本工業団地にダイハツ九州のエンジン工場が建設され、県南部への自動車関連企業の誘致が期待できることなどから、第2工区7・1ヘクタールの整備を急いでいた。