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3月は5・5%増の982億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2021年5月25日発行

663店舗減

九州経済産業局が5月13日に発表した2021年3月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5526店舗)で前年同月比5・5%増の982億円となり、4カ月ぶりの増加、店舗数は663店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比4・6%増の420億円(40店舗減の2268店舗)、佐賀が3・9%増の63億円(5店舗減の358店舗)、長崎が9・6%増の91億円(17店舗減の514店舗)、熊本が9・9%増の141億円(2店舗減の776店舗)、大分が3・6%増の83億円(1店舗減の511店舗)、宮崎が4・5%増の74億円(10店舗増の434店舗)、鹿児島が3・1%増の106億円(増減なしの665店舗)、2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。

全国は13カ月ぶりに販売額増

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比2・5%増の9789億円で13カ月ぶりのプラスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」はカウンターコーヒー、おでんなどが不調であったことから0・7%減の3610億円となり13カ月連続の減少。「非食品」はタバコ、玩具、DVDソフトなどが好調で7・0%増の3138億円となり3カ月ぶりの増加。「加工食品」はソフトドリンクや菓子類、アイスクリームなどが低調で0・2%減の2527億円となり13カ月連続の減少。「サービス」はチケット売り上げの好調により14・3%増の513億円となり4カ月ぶりの増加となった。

表はこちらから。