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26億円かけ中央区笹丘に6階建老人ホーム  日立博愛ヒューマンサポート    2008年3月開業


 有料老人ホーム、高齢者向け施設運営の株式会社日立博愛ヒューマンサポート(福岡市中央区六本松4丁目、石田康社長)は、総工費約26億円をかけ、同市中央区笹丘1丁目に地下1階、地上6階建ての住宅型有料老人ホームを建設する。2008年3月の開業を目指す。
 場所は、通称・油山観光道路沿い、博愛会病院に隣接する日立製作所社宅跡地。名称は「フィランソレイユ笹丘」。敷地面積は約5,610平方メートルで、延べ床面積は約9,200平方メートル。居室数は全99室で、全室個室(一部2人居室可)。定員は113人。駐車場は40台収容。入居者は介護保険で「要支援」以上の認定を受けている人が対象となる。料金は生活プランに応じて設定が変わるが、入居時に高額な一時金はとらず、食事などの基本的な生活支援サービスを含めて月額50万円程度になる見込み。
 石田社長は「隣接する博愛会病院との連携や都心に近い住宅街への立地、日立のIT技術を活用によるセキュリティシステムや家族とのコミュニケーションサービスで安心、快適、便利な生活環境を提供していきたい。また、今後は、福岡地区を中心に九州エリアで信頼できる地元の医療機関とパートナーを組み、2、3号の施設開設を計画していく」と話している。
 同社は2004年11月25日に日立製作所と医療法人財団博愛会の関連会社・株式会社博愛メディカルが共同出資で設立。資本金は2億7,700万円。