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23日、上海に海外1号店の居酒屋出店  アペックスフーズ    店名は「和楽亭 小羽」


 ラーメン店「龍の家(たつのや)」を経営する株式会社アペックスフーズ(久留米市小頭町4丁目、梶原龍太社長)は、11月23日、中国上海市内に居酒屋「和楽亭(わがや)小羽(こはね)」を出店する。海外は初進出。
 新規事業の一環として、経済発展が著しい中国上海地区に居住する日本人を対象に新たな需要開拓を図るもの。場所は、上海市中心部から西に4kmル、周辺に日本料理店が多い同市虹梅路(ホンメイルー)の一角で、今春に現地の3階建てビル一棟を賃借し、約3,000万円をかけて改装するなど出店準備を進めてきた。
 店舗延べ床面積は約180平方mで、フロアは1階がオープンキッチンとカウンター席、中2階がテーブル席、3階が掘りごたつ式の小上がり席で構成、総席数は55席となっている。メニューは「フカヒレ茶碗蒸し」、「小羽特製石狩鍋」、「牛シャブの聖護院かぶら風しゃぶしゃぶ」といった独自の創作和食をメーンに、現地で調達した旬の一品料理、刺身など約60品目を提供。想定客単価は250元(約4,000円)で、初月度は約500万円の売り上げを見込んでいる。店舗スタッフは現地採用を含む12人体制。
 梶原社長は「新業態店、中国進出とすべてが初づくし。居酒屋の運営ノウハウ、中国の文化、国民性など、今後は現地で学んだものを、中国のみならず日本での展開にも生かしていきたい」と話している。