21年3月期は減収減益　OCHIホールディングス

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週刊経済2021年5月18日発行

売上高は１０１８億４２００万円

建築資材、住宅設備機器卸の越智産業㈱（福岡市中央区那の津３丁目、越智通広社長）の親会社であるＯＣＨＩホールディングス㈱（同所、同社長）の２０２１年３月期連結決算は、売上高が前年比２・３％減の１０１８億４２００万円、経常利益が同２・９％減の２１億９８００万円の減収減益だった。
営業利益は同４・６％減の１９億４３００万円、当期純利益は固定資産売却益を計上したことで同２５・７％増の１７億９３００万円だった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、消費マインドの悪化や新設住宅着工戸数の減少が影響した。主力の建材事業は売上高は同２・６％減の６７９億８６００万円、営業利益は売上総利益の向上と販管費の圧縮で同４・２％増の１３億７６００万円。加工事業は売上高が同１３％減の１３４億５５００万円、営業利益は同１５・６％減の７億４００万円だった。
現行の中期経営計画の最終年度でもある今期は当初目標を下方修正。売上高で当初１２００億円を１０４０億円に、営業利益で２５億５千万円を２０億８千万円とする。