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21億円かけ「西鉄イン小倉」を増築   西鉄イン   南側に13階建て新棟建設


 西日本鉄道株式会社(福岡市中央区天神1丁目、長尾亜夫社長)グループのビジネスホテル・株式会社西鉄イン(同所、住本龍彦社長)は、総工費21億円をかけ、北九州市の「西鉄イン小倉」を増築する。10月に着工、完成は08年4月。
 同ホテルは1999年8月のオープン以来、JR小倉駅近くという立地面や、料金帯などで支持を広げ、満室状態になることが多く、「宿泊したい時にできない」という利用者の声に対応して増築に踏み切った。同ホテルの南側に13階建ての新棟を建設するもので、延床面積は、既存棟の1.3倍の約7,750平方mになる。1階がエントランス、ロビー、フロントで既存棟と接続。2階部分には宿泊者専用の大浴場、サウナを設置、3階~13階までが客室で、シングル242室、ツイン10室の計252室となる。新棟が完成すると延床面積1万3,485平方m、客室数570室の西鉄イン内では最大のビジネスホテルとなる。
 西鉄インは1999年2月設立。資本金は3,000万円。従業員数は152人。福岡市に2、北九州市に2、大阪府大阪市に1、大分県別府市に1、東京都に2つの計8カ所で展開している。2月23日には博多駅前1丁目に503室の「西鉄イン博多」をオープン、現在の総客室数は2099室となっている。