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2011年めどに株式公開を計画  ベガコーポレーション    家具通販で年商25億円目指す


 家具通信販売の株式会社ベガコーポレーション(北九州市戸畑区境川2丁目、浮城智和社長)は、2011年までに株式公開を目指している。
 認知度アップ、人材確保、社員の意識向上、資金調達が目的。同社は、インテリア家具通販を主力とし、自社サイトやショッピングサイト「楽天ショップ」「YAHOOショップ」で約3,000アイテムを取り扱っている。今年9月、約400万円かけ中国製のインテリア家具を2コンテナ分購入し、通常の20~30%の低価格で販売可能となったことから、08年の3月期売上高は前期比2・1倍4億円見込んでいる。また、今年11月下旬に自社ショッピングサイト「LOW‐YA!(ロウヤ)」のリニューアルオープンや在庫管理の徹底、オリジナル商品の開発強化で来期は10億円を見込む。公開時の年商は25億円程度を想定しているという。株式公開先は未定だが、マザーズ、ヘラクレス、ジャスダックが有力。3年後には監査法人を入れベンチャーキャピタルなどの金融機関からの資金調達も検討している。
 浮城社長は「ネット社会となった現在では、通販業界は追い風。財務体質の見直しとともに、既婚者の女性が働ける環境を作り、女性の社会進出きっかけとなる会社にしていきたい」と話している。
 同社は2004年7月設立、資本金1,000万円、従業員14人(アルバイト含む)売上高は1億8,500万円(07年3月期)。
 浮城社長は北九州市出身、1976年11月生まれの30歳、九州国際大学経済学部卒、趣味はゴルフ。