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2010年に株式公開を目指す  パワーエクセレンス    学習塾、飲食店展開


 システム開発、進学塾経営、飲食店経営の株式会社パワーエクセレンス(福岡市中央区天神2丁目、西山大介)は、3年後の2010年をめどに株式公開を目指している。
 これは事業拡大による資金調達、知名度向上を目的としたもの。同社は、学習塾経営、システム開発、飲食の3本柱で展開しており、現在の各部門ごとの売上高は、学習塾経営が6,000万円から7,000万円、システム開発が1,500万円から2,000万円、飲食店が2億円で、年商3億円弱。3年後の株式公開時は、売上高15億円、経常利益2億円から3億円とし、Qボードなどのベンチャー向け市場に公開したい考え。
 学習塾は、代々木ゼミナールの著名講師の講座が受講できるサテライン予備校で、佐賀、鳥栖、大野城に加え、昨年12月に大橋にも出店。
 システム開発部門は、このサテライン講座の受講予約、受講履歴管理、保護者への履歴配信までを一元化したパッケージ『サテマネージャー』を開発提供しており、現在、全国400校のうち50校に導入。2年内に100校導入を目指しており、同時に塾生の安全確認メールシステム、個別指導向け塾の講師割り当て、給与計算などの関連システムと合わせて営業展開している。
 飲食部門は昨年、長崎市のベンチャー企業、株式会社ドリームバンク(福田公文社長)とともに、熊本市内に148席の居酒屋『土間土間』をオープンしており、2年内には次の出店も検討している。
 同社は2003年4月、資本金は5,110万円、従業員は7人(アルバイト35人)。
 西山社長は佐賀市出身、1973年12月2日生まれの33歳。福島大学行政社会学部卒。趣味はスノーボード、スキー。