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200億円を投じてマンション、ビル15棟を開発  コンダクト地域再生グループ   エリアも九州全域に拡大


 不動産の再生事業を展開する株式会社コンダクト地域再生グループ(北九州市小倉北区浅野2丁目、和田克之社長)は、今期(2007年11月期)、不動産の投資額を200億円に設定し、分譲・賃貸マンション、商業ビル15棟を開発する。
 これまでの山口、北九州、福岡地区や東京、鹿児島を中心とした開発エリアを今期、熊本、佐賀、長崎、宮崎など九州全域に広げ、事業拡大を図る。今期は東京で5棟、九州エリアで10棟の開発を進めていく。また、福岡市博多区博多駅南3丁目に8階建て賃貸マンション(07年3月着工で完成は08年3月)を建設する。投資型マンション開発の一環で、博多駅南での賃貸マンション建設は3棟目になる。名称は、「コンダクト博多駅南3丁目マンションⅢ(仮称)」。敷地面積313平方メートル、建築面積201平方メートル、延べ床面積1460平方メートル。間取りは1Kが49戸。福岡市内で13棟目となる。

 今期売上高100億円目指す

 また同社の今期売上高では前期比3倍強となる100億円を目指している。
 前期売上高は前期比61%増の約30億円で、東京で3棟、北部九州で8棟、鹿児島で1棟の不動産を開発したことから今期100億円を見込んでいる。また今期開発する物件が来期に15棟完成する予定で200億円を目指す。
 和田社長は「今後、九州各主要都市での開発も積極的に展開する。また事業拡大に伴い、人材や取引先企業も募集していく」と話している。