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2期連続の増収増益   コーセーアールイー   経常益は71・9%増の4億1,900万円


 地場マンションディベロッパー・株式会社コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の06年1月期決算は、売上高が前年同期比22・8%増の40億1,000万円、経常利益が同71・9%増の4億1,900万円となり、2期連続の増収増益となった。
 売上増の要因は、前年度の引渡し総数208戸に対し、06年度は15戸増の223戸と増加したこと。経常利益については、マンション販売が好調により、営業員一人当たりの販売金額が増加したことに加え、不動産賃貸管理事業での管理戸数が前期に比べ171戸増の610戸となったことも利益増につながった。今期は福岡都市圏を中心に、7棟、計270戸の新規マンションの建設を計画。今年4月には東京都新宿区に東京支店を開設し、東京でもマンション販売に力を入れていくという。今期となる07年1月期は売上高60億円を見込む。  
 同社は1990年12月設立。92年9月創業。資本金1億3,100万円。従業員数は49人。04年8月に福岡のマンション販売会社としては初のISO9001を取得。05年1月には本社ビルが完成。同月、株式会社コーセーから社名を株式会社コーセーアールイーに変更。なお、06年4月には東京都新宿区に東京支店を開設。自社ブランドマンション「グランフォーレ」「ラフォーレ」シリーズを福岡都市圏、久留米などで計34棟を展開している。
 諸藤社長は福岡市博多区出身。1955年6月24日生まれの50歳。九州共立大学経済学部卒。趣味はゴルフ、スキー。