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2億円かけ前原市に新工場建設  ピュール    通販事業強化で


 化粧品、健康食品製造販売の株式会社ピュール(福岡市西区野方7丁目、田中和江社長)は、2億円をかけ、前原市大字井田字に工場を建設している。完成は12月下旬、稼働は1月下旬。
 既存製品の受注増と、来年から強化する通販事業での自社ブランド製品の販売拡大を見込んだもの。場所は国道565号線付近、雷山川沿い。敷地面積3,300平方メートル、平屋建てで、延べ床面積約500平方メートル。製造ラインは、旧工場の半自動1ラインから新工場では自動1ライン、半自動2ラインの全3ラインとなり、生産量はこれまでの5~10倍の10万個以上(週間)になる見込み。従業員は2倍の約30人を予定。新工場稼働と通販事業強化で、来期売上高は20億円、2年後には50億円を目指す。
 田中社長は「敷地には余裕があるので、需要に応じて拡張していく。また、通販部門の強化に伴い来年1月をめどに天神周辺へオフィスを移転させたい」としている。
 同社は1998年4月設立、資本金6,000万円、売上高は8億6,000万円(05年3月期)、従業員数15人。
 田中社長は、1951年7月1日生まれの55歳。福岡市立福岡商業高校卒。趣味は旅行、写真、陶芸。