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2カ月ぶり増加の900億円 九州スーパー販売額


週刊経済2021年5月25日発行

全体では0・2%増

九州経済産業局が5月13日に発表した2021年3月のスーパー販売額(速報値)は、九州内全店ベース(481店舗)で前年同月比0・2%増の900億円、2カ月ぶりの増加となった。
前年の感染症の影響による飲食料品などの需要増の反動があったものの、衣料品に動きがみられたことから2カ月ぶりに前年を上回った。商品項目別としては、「衣料品」が前年の外出自粛に伴い売り上げが減少した婦人服などの反動で5カ月ぶりに前年を上回る7・0%増の97億円。「飲食料品」は、前年の外出自粛に伴う内食需要急増の反動などにより17カ月ぶりに前年を下回る0・7%減の562億円。「その他」では、前年の感染症対策における衛生商品の需要増などの反動により2カ月連続で前年を下回り、微減の239億円だった。

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