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16億円かけ旧ダイエー朝日ケ丘店を建替   第一交通産業    キーテナントにサンリブ


 第一交通産業株式会社(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は、総工費16億円をかけて同市小倉北区朝日ケ丘の旧「ダイエー朝日ケ丘店」の店舗を一部3階建ての商業施設に建て替える。
 土地建物とも同社所有で、不動産の有効活用を図るもの。同店は今年7月末に閉店したが、老朽化が進んでいた。キーテナントにはサンリブが入る。場所は県道193号中井交差点近くの西日本シティ銀行日明支店南側。敷地面積は1万1,500平方mで、延べ床面積は9,600平方m。駐車場は250台収容。1月中旬に着工し、来年9月末の完成を目指す。同社では今年3月末に不動産企画開発部を新設。グループ内のマンション・戸建などの分譲事業、賃貸事業、仲介やパーキング事業の連携で、不動産に関する情報を一元化して不動産の有効活用を進める考え。不動産企画開発のノウハウの蓄積とともにネットワークを拡充し、商業施設の開発や投資、不動産ファンドなどの事業展開を図る。今回の事業は実質的にその第一弾の案件となる。同社は全国に自社遊休地を持っているが、今後は自社所有の物件に限らず開発を進めていく方針。