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15億円投じ直方市中泉に自動車部品の新工場   佐賀県のフタバ伊万里   06年12月めどに操業開始


 自動車部品製造業の株式会社フタバ伊万里(佐賀県伊万里市大川町川原、安藤哲也社長)は15億円を投じ直方市大字中泉に自動車部品の新工場を建設、2006年12月の操業開始を目指している。
 九州地区における今後の新規受注活動に向けての事業展開、トヨタ自動車九州株式会社、同苅田エンジン工場、ダイハツ車体株式会社にむけた納入対応に加え、物流効率化を図るために本社工場で生産している自動車用プレス部品の一部を新工場に移管するもの。
 場所は国道200号バイパス沿い、九州自動車八幡IC近くで、敷地面積は6万2,000平方m。事業所名は株式会社フタバ伊万里直方工場(仮称)。新工場の売上計画は06年度が2億円、07年度が44億円、08年度が60億円、09年度で73億円を計画している。また、従業員は06年度が20人、07年度が44人、08年度が60人、09年度には80人となる計画で、地元を中心に採用していく。
 安藤社長は「直方市は取引先であるトヨタ自動車九州やダイハツ車体、本社のある伊万里市への交通アクセスが非常に優れていることから、物流効率化や取引先の納入ニーズに対応していける」と話している。
 同社は1991年4月設立、資本金4億6,000万円。