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15億円かけ朝倉市にバックミラー工場建設  静岡県の村上開明堂    来秋完成目指す


 バックミラー製造国内トップの株式会社村上開明堂(静岡県静岡市駿河区、武藤忠義社長)は、朝倉市に自動車用バックミラー工場を建設する。今夏までに着工、来秋完成を目指す
 九州内取引の物流効率向上や、静岡に国内工場が一点集中しているため、災害時のリスク分散などの目的から進出する。国内工場の静岡県外進出は初めて。総投資額は15億円。場所は、朝倉市鳥集院の鳥集院工業団地内で、敷地面積は3万7,000平方メートル。今年夏までに着工する。稼働開始時の従業員は100人を計画している。
 同社広報は「当初は全国内生産の10%程度の生産力しか持たせないが、拡張余地はあるので、需要に応じて追加投資する」としている。
 同社は1882年創業、1948年設立、資本金31億6,544万5,000円、従業員数は1,058人。国内は静岡県に3工場、海外はタイ、アメリカなどに5工場を有する。