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13億5,000万円かけ宮田工場を増築 　 トヨタ紡織九州　　　生産能力20％増

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　トヨタ系列部品メーカーのトヨタ紡織九州株式会社（佐賀県神埼市神埼町鶴、山河和教社長）は、13億5,000円万円をかけて宮若市の宮田工場を増築する。
　取引先であるトヨタ自動車九州株式会社の生産増強に伴うもの。現宮田工場（敷地面積約5万平方メートル、現建物面積約1万平方メートル）の西側部分を増築し、本社工場を含める全体の生産能力を約20％増強する。増築面積は約1万4,000平方メートル。工事はすでに着工しており、完成は07年3月。現工場で生産しているドアトリム、デッキサイドトリムなどを生産するほか、本社工場（同所）から一部工程を移管するという。
　同社は「トヨタ自動車九州により近い宮田工場の重要度が高まっていることから、同工場での増強、一部工程の移管に踏み切った」としている。
　同社は1991年設立。資本金4億8,000万円。06年3月期の売上高は550億円。92年8月に本社工場が操業しており、05年8月から宮田工場の操業を開始した。