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1,280万円の規格住宅を発売  槇    初年度販売目標は100戸


 建設・不動産・コンサルティング業、一級建築士事務所の株式会社槇(粕屋郡志免町南里3丁目、眞木健一社長)は、8月18日、人件費や材料費を抑え、価格を1,280万円(税込)に設定した規格住宅を発売した。
 設計の共通化や単純化で工期短くすることで人件費を削減、また、大量仕入で材料費を抑え建築コストを下げている。商品名は「カーサ・キューブ」。価格は、通常の同規模の注文住宅の5割程度という。同住宅は真四角の設計やスリットタイプの窓を採用しており、耐震や防犯を強化。また、充填断熱と外張り断熱を組み合わせた構造で、夏に涼しく、冬に暖かい家となっている。建物は2階建て、延べ床面積は105平方m。2階部分に間仕切りをすることでライフスタイルに合わせた300通りの間取りが設定できる。ターゲットは20代後半から30代のファミリー層で、福岡県内を中心に販売する。初年度販売目標は100戸。
 槇社長は「真四角なので方位が関係なく30坪ほどの土地があれば建てることができる。福岡の同エリアで新築の分譲マンションを購入するよりも安価を設定している。また、この規格住宅のノウハウを生かして、不動産投資の新商品開発も検討している」と話している。
 同社は1987年4月設立。資本金は2,000万円。