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11階建て新学部棟が完成  九州歯科大学    供用開始は4月1日から


 公立大学法人九州歯科大学(北九州市小倉北区真鶴2丁目、福田仁一学長)が同校敷地内に建設していた11階建て本館ビル(新学部棟)が12月25日に完成した。
 1993年度に福岡県が策定した「整備基本計画」によるもので、2005年1月17日から建設していた。今年4月1日から本格供用開始となる。建設場所は、九州歯科大学本部敷地内の国道3号側。敷地面積は1万9,661平方メートル(講堂含む)。建物は地下1階・地上11階建てで、建築面積1,388平方メートル、延床面積1万5,621平方メートル。講義・演習室が30室、実習室などが19室、研究オフィスなど35室、研究実験室などを48室設置する予定。旧校舎は4月から解体に着手し、2008年度中の駐車場、病院棟・講堂・新学部棟を結ぶ空中回廊などの外溝を含む全工事の完成を予定している。

 3階建ての講堂も完成

 また、同校は地下1階地上3階建ての講堂を建設した。
 敷地面積は1万9,661平方メートル(新学部棟含む)。建築面積は1,441平方メートル、延床面積は2,899平方メートルで、1階には179人収容の食堂、売店、ロビー、2階は405席のホールなどを設置、一般の方にも開放する。4月からの供用開始を予定している。
 同校は、「私立九州歯科医学校」として1914年4月創立。学生数は、学部学生587人、大学院生69人。卒業生数は9,385人。