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11月10日から本格的に営業活動開始   九電ホームセキュリティ   サービス開始は来年1月


 九州電力グループで、7月に設立した株式会社九電ホームセキュリティ(福岡市中央区渡辺通2丁目、粟屋茂社長)は、11月10日から本格的に営業活動を始め、年明けからサービス開始を予定している。
 同社は九州電力グループで進めている新規事業開拓の一環として、株式会社キャピタルキューデン、ニシム電子工業株式会社、株式会社にしけいの共同出資で設立、これまでサービス提供のためのシステム構築など準備を進めてきた。11月からモニターキャンペーンなど営業活動を本格化し、来年1月からセキュリティサービスの提供を開始する。
 同社のサービスは、パソコンや携帯電話を利用した「ホームセキュリティサービス」と「安心・見守りサービス」で、ホームセキュリティサービスは、契約者宅に設置したセンサーやカメラで、侵入者や火災などの異常を見張り、異常があれば同社のセンターサーバーを通じて契約者にメールでカメラの画像を送信するもので、契約者がそれを確認して、必要な場合に警備員に現場に駆けつけてもらうため、誤操作、誤検知などによるロスを無くせるため、専業警備会社の半額ほどの料金設定になっている。
 また、「安心・見守りサービス」では独居老人や小さい子供、ペットなどの様子を、家族(契約者)に毎日通知することや画像で確認できるシステムで、これも必要に応じて駆けつけサービスを依頼できる。
 同社では、当初、福岡市と周辺の8市2町でサービスを提供、スタートから3年で契約件数6,000件を目標としている。
 同社は2005年7月設立、資本金は1億円、従業員数は15人。