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11月末熊本市に30店舗目の大型アミューズ施設 大長商事 今後の出店に備え新卒採用を拡大


 総合アミューズメント関連事業の大長商事株式会社(福岡市東区松島三丁目、長友隆典社長)は十一月末、熊本市安政町に三十店舗目となる大型アミューズメント施設を出店する。
 場所は複合商業施設「カリーノ下通店」地下一階。施設面積は千五百平方メートル。既に同ビル五、六階にはインターネットカフェのサイバックが入居して営業を始めており、一、二階には新たにレンタルビデオのTSUTAYAが入店する。同社としてはこうした複合レジャービルへの出店は初めての試みで、「両施設は当社がターゲットとする客層とマッチングするため、近隣の当社既存施設と併せて相乗効果が期待できる」と話している。今回の出店で熊本市内では五店舗目、熊本県内では六店舗目になる。
 また同社では、来期以降の出店計画も具体化して来ていることや、将来を見据えたレジャー関連事業の拡大も検討しており、それに対応して、人材の育成強化や、来期以降の新卒採用枠の拡大も実施していく考えだ。

 7月大分・岡山に出店

 また、同社は七月にアミューズメント施設を大分市と岡山市に新規出店 した。
 七月一日大分市植田に出店した大型ゲームパーク「FESTAフリーモールわさだ店」は、複合商業集積地「フリーモールわさだ」に施設面積千平方メートルで入居。同二十三日にオープンした「ふぇすたらんど平島店」は岡山市東平島のスーパー「マルナカ平島店」一階で、施設面積は三百平方メートル。今期は、三月以降七店舗を新規出店している。
 同社は一九六八年六月設立、資本金は三千九百四十万円、従業員数は三百七十八人(パート・アルバイト含む)、〇四年一月期の売上高は五十八億円。現在アミューズメント店を二十九店舗展開している。

2004.8.17 発行 週刊経済より