NEWS

  • 地域

11月めどにセキュリティ事業を本格スタート   西部ガスリビング   「照葉のまち」自治会から受注


 ガス機器卸、住設機器販売、リフォーム、マンション管理業の西部ガスリビング株式会社(福岡市博多区千代1丁目、小川弘毅社長)は11月をめどに、セキュリティ事業を本格スタートする。
 今年7月1日付でセキュリティ事業部を設置し、7人の担当者を付けて準備を進めているもの。同事業は、ホームセキュリティ、生活支援・トラブルレスキュー、タウンセキュリティ、防犯グッズ販売で構成され、それぞれのサービスに関連性を持たせて相乗効果を狙う。なかでも、アイランドシティの居住地域「照葉のまち」の自治会組織から受託した事業では、契約を結んだ35戸に独自開発した防犯機能、相談ボタン付のコミュニケーションボックスを設置するほか、敷地内にガードマンを24時間体制で常駐させ、「安心と安全」をキーワードにホームセキュリティとタウンセキュリティのパッケージサービスを提供することが決っている。
 また、昨年11月から管理先マンションの居住者向けに先行してサービス開始した生活コンビニ「暮らす名人(めいと)」は、生活の中で困り事があれば、フリーダイヤルで24時間連絡を受け付け、専門スタッフが安価な料金で対応するものだが、現在のサービスメニューは26種300品目。月間で約200件弱の利用者がある。今年から新たに健康相談がメニューに加わるが、緊急対応サービス、クリーニング回収・配達などが人気だという。
 同社は1984年4月設立、資本金は4億8,000万円、従業員数は210人。北部九州地区を中心に主要取引先40社、販売店80社がある。