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11月は全店で3・9%の増加  九州内スーパー販売    2カ月ぶり


 2007年11月の九州内スーパー販売(速報値)は、昨年同月から42店舗増の全店ベース(359店舗)で789億円の前年同月比3・9%増と2カ月ぶりに増加した。既存店ベースでは同0・5%減だった。
 九州内スーパー(従業員数が50人以上、売上面積の50%以上についてはセルフサービスを採用している商店)の販売額は、「衣料品」が192億円の同7・3%増、「飲食料品」が366億円の同4・0%増、「その他」が229億円の同0・9%増といずれも前年を上回った。全店における商品別販売動向を見ると、07年10月に鹿児島県鹿児島市にオープンしたイオン鹿児島SCなど店舗数の増加と、「紳士服・洋品」はスーツ、肌着、靴下などに動きがみられ45億円で同10・1%増、「婦人服・子供服・洋品」はセーターやカットソー、靴下などの動きがよく99億円の同7・1%増、「その他の衣料品」は寝装具類などの動きがよかったため17億円の同6・9%増、「身の回り品」も紳士・婦人服などに動きがみられ29億円の同4・0%増だった。「飲食料品」は野菜、精肉、惣菜などが好調で366億円の同4・0%増という結果になった。
 過去1年間の新規出店と閉店を除く既存店ベースでも、「衣料品」や「飲食料品」は好調だったが、「家具」が同6・9%減、「家庭用電気機械器具」が同5・6%減、「家庭用品」が同7・6%減、「食堂・喫茶」が同4・0%減と既存店の全体を引き下げ同0・5%減と2カ月連続減少した。