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11年3月までに正社員100人増員   日立システム九州   新卒、中途技術者を積極採用


 日立製作所の子会社で情報処理関連機器販売事業の株式会社日立システム九州(福岡市早良区百道浜2丁目、市山信也社長)は、新卒・中途を積極採用し、2011年3月までに正社員を100人増員して350人体制を目指す。
 4月に日立製作所の直系子会社となり、九州における物流分野のシステムの開発から販売までを一貫することになり、現在売れ筋の自社ブランド商品を11年3月までに30商品体制を目指すため、技術者採用を拡大するもの。今年4月は、大学院卒が5人、大学卒が7人の新卒15人が入社しており、来年度以降も同ペースで採用し、中途も随時募集し毎年約20人を採用する。また、中国や韓国、ベトナムの人材を採用することも検討しており、今秋にも市山社長が中国に視察に行く予定。
 市山社長は「これまで大手企業は関東地区での技術者採用が多かった。九州での就職を希望する優秀な技術者を発掘し、採用していきたい」と話している。
 同社は2002年4月設立。資本金1億円。従業員250人。情報処理機器及びネットワーク機器販売、システムインテグレーション及びシステム構築サービス、アプリケーションソフトウエア開発、電気通信工事業などを展開。今年4月、日立システムアンドサービスの子会社から日立製作所の直系子会社となった。
 市山社長は山口県出身。1947年1月1日生まれの59歳。九州大学法学部卒。趣味は山登り。