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10月6日、「イオン鹿児島SC」をオープン  イオン九州    店舗面積6万平方m超


 九州内でスーパー、ホームセンターなどを展開するイオン九州株式会社(福岡市博多区博多駅南2丁目、松井博史社長)は、10月6日、鹿児島市東開町に鹿児島県内初出店となる「イオン鹿児島ショッピングセンター」をオープンする。
 同SCは、核店舗の「ジャスコ鹿児島店」と専門店170店で構成し、商業施設面積6万5,587平方m、約3,500台の駐車場を備える鹿児島県内初の本格的なモール型ショッピングセンター。九州初の「イオンの“エコストア”」として、ソーラーパネルの設置による太陽光発電を導入するなど環境への負荷をより少なくする工夫を取り入れているのも特徴。場所はJR鹿児島中央駅から約7km南の臨海エリア。敷地面積は11万656平方m。建物は地上5階建てで、延べ床面積が12万1,676平方m。1~3階が店舗、4階~屋上が駐車場。商業施設面積の内訳は、ジャスコ直営が1万7,706平方m、物販専門店が2万345平方m、飲食・サービスが7,782平方m。従業員はSC全体で約2,500人(うちジャスコで約500人)を新規採用。
 核店舗の「ジャスコ鹿児島店」は“幅広い品揃え”と“生活提案”をキーワードに、2、3階の衣料品売場ではコーディネートなどの楽しさを提案する「イオンスタイル ストア」をジャスコ八幡東店に次いで導入。1階の食料品売場では県内最大級の惣菜売場と6つの専門店からなる「デリカワールド」などを展開する。また長さ約220メートルの専門店モールには、鹿児島初出店の104店や地元鹿児島の専門店42店など、ファッション、雑貨から飲食、サービスまで多彩な専門店を配置する。営業時間は午前10時~午後11時(物販専門店は午後10時まで、一部店舗除く)。商圏は鹿児島市、日置市、川辺町、知覧町など約75万人、32万世帯に設定。売上目標は明らかにしていないが、年間1000万人の来場を目指すという。

 10月26日には岡垣町にSuC核のSC

 また同社は10月26日、遠賀郡岡垣町大字黒山に「イオン岡垣ショッピングセンター」をオープンする。
 同SCは核店舗の「イオンスーパーセンター(SuC)岡垣店」と物販・飲食・サービスの専門店30店の組み合わせにより、ワンフロアに衣・食・住の商品を配置し、約1,300台の平面駐車場によるダイレクトパーキングで買い物できる利便性が特徴。SuC岡垣店は同社97店舗目、県内では22店舗目。SuC)業態としては同社3店目で、北九州地区初出店。場所は芦屋、若松方面からの国道495号、宗像方面からの国道3号の東西を結ぶ幹線道路に挟まれ、その各幹線道路を結ぶ県道黒山広渡線と県道岡垣宗像線が交差した位置に接道。敷地面積は7万8847平方m。建物は平屋建てで、商業施設面積が約2万3,000平方m。うちSuC岡垣店直営が約1万3,000平方m、テナントが約5,000平方m。従業員はSC全体で約500人(うち直営で約300人)。年中無休で、営業時間はSuCが午前9時~午後11時、専門店が午前10時~午後10時(一部除く)。商圏は遠賀郡を中心に約17万人、約6万世帯に設定している。
 なお同SCは、九州電力株式会社の協力のもと、厨房はじめすべての設備を電気でまかなうオール電化を導入している。