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10月、国分市に5億円をかけ複合商業施設   アルファコム   女性を意識した13~14店舗が出店


 不動産売買、および商業施設デベロッパー業の有限会社アルファコム(福岡市博多区博多駅南四丁目、永友秀侍社長)は十月、鹿児島県国分市中央五丁目に総投資額約五億円をかけ女性をターゲットとした複合商業施設をオープンする。
 ホームセンターのロンフレ国分店跡地を再開発しているもので、今年四月に設立した同社にとって初の開発物件となる。テナントには飲食店、美容室、エステ、雑貨店など、女性をターゲットとした十三~十四店舗を予定しており、八月中には全てのテナントが決定する。
 施設名称は「パティオ」。場所は同市の主要地方道である県道60号沿いで、敷地面積は二千六百四十平方メートル、建物は一階建てで建築面積は千五百八十四平方メートル、延べ床面積は千八百平方メートルで、総売り場面積は約千三百二十平方メートル。建物は内外壁にスペイン瓦、レンガを使用するほか、内装は南フランスの街並みを意識したつくりとし、「女性にとっての癒し空間を提供できる施設を目指している」(同社)という。
 施設開業後の運営・管理も同社が担当。永友社長は「国分市の人口増加率は鹿児島県の中で最も高い伸び率を示している。また隣接する隼人町と一体となった都市計画が進むなど、マーケット的にも連鎖性の強い構造になっているだけに、求心力ある施設にしたい」と話している。
 同社は二〇〇五年四月二十五日設立、資本金は五百万円、従業員数は二十人。

2005.07.26発行の速報誌『週刊経済』より