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09年までに21店舗出店し50店舗体制目指す  昭和食品工業   株式公開も計画


 うどんチェーン店「小麦冶(こむぎや)」、「黒田藩うどん」、ラーメン店「博多ラーメンはかたや」などを展開する昭和食品工業株式会社(福岡市東区箱崎4丁目、澄川誠社長)は、2009年までに21店舗出店し、九州地区での50店舗展開を目指している。
 多店舗展開の一環で、現在、かけうどん1杯が140円という低価格を強みとした「小麦冶」など福岡県内のロードサイド中心に29店舗展開。今期、北部九州地区や県南部地域で「小麦冶」を11店舗、来期10店舗を計画している。拡大に伴ない、社内の組織力強化と全国でのチェーン展開を視野に入れ、新興企業向け市場「ジャスダック証券取引所」への株式上場も計画している。2006年10月期の売上高は17億5,000万円で、上場時には売上高約50億円を見込んでいる。
 澄川社長は「株式上場できるような社内体制が、組織力を高める方法の一つ。5年後には100店舗を目指す。低価格商品が当社の強みに、幅広い年齢層の方に来店していただいている。日本の食文化の代表ともいえる、うどんを通じて地域社会に貢献していきたい」と話している。

甘木インターチェンジそばに甘木店

 また同社は12月7日、朝倉市の大分自動車道甘木インターチェンジそばに30店舗目となる「小麦冶」甘木店をオープンする。
 場所はホームセンター「ナフコ」向い。敷地面積1,155平方メートル、店舗面積214平方メートルで駐車台数はは34台、店内は88席。客単価は約360円。
 同社は1969年9月設立。資本金は3160万円。従業員は45人。
 澄川社長は福岡県出身。1960年10月14日生まれの46歳。東海大学海洋学部海洋資源学科卒。趣味は読書。