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08年末に筑紫野市の大型SCオープン  イオンモール    ジャスコ核に約180の専門店


 イオングループのディベロッパー、イオンモール株式会社(千葉市美浜区中瀬1丁目、村上教行社長)は08年末をめどに、筑紫野市立明寺に開発中のショッピングセンター「イオンモール筑紫野(仮称)」をオープンする。
 同社は昨年12月14日の建築確認済証の交付に基づき、同月15日建築を着工し、1月7日には大規模小売店舗立地法の新設を届け出た。同SCは、全長約225mにおよぶ大空間のエンクローズドモールに、アパレル関連から雑貨、飲食・サービスなど多種多様な約180店からなるイオンモール専門店街と、核店舗にGMSの「ジャスコ」(イオン九州株式会社運営)、サブ核店舗にシネマコンプレックスなどの大型店を配置しているのが特徴。また、カーショッピングに対応した約3600台の大規模無料駐車場を完備し、環境負荷軽減設備を導入している。敷地面積は9万8213平方m。建物は5階建てで、延べ床面積は17万7291平方m(付属建屋・スロープ含む)。商業施設面積は7万5180平方mで、うち物販店舗の面積が4万5000平方m、飲食・シネマ・アミューズ・通路などの事業用面積が3万180平方m。商圏は自動車30分圏の約16万6000世帯、約48万人に設定している。同社では「“イオンふるさとの森づくり”を通じた自然環境への配慮に積極的に取り組み、高齢者などをはじめ、すべての方々に優しいユニバーサルデザインの面でも、従来の取り組みから進化させた施設づくりを目指している」と話している。
 同社は1911(明治44)年11月設立。資本金166億6200万円。東証一部上場。昨年8月に株式会社ダイヤモンドシティと合併し、同9月全ショッピングセンター名をイオンモールに変更。現在、県内では福岡ルクル(粕屋郡粕屋町)と直方(直方市)の2カ所、九州では計7カ所目のSCを開発・運営。