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08年内にジャスダック上場を計画 　 さわやか倶楽部　　　知名度、信用度向上が目的

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　介護付有料老人ホームの運営、デイサービス、グループホームコンサルティングの株式会社さわやか倶楽部（北九州市小倉北区弁天町、内山文治社長）は、2008年内をめどに「ジャスダック」市場に上場を計画している。
　全国展開に向けた知名度向上と信用度の向上が目的。内山社長は「介護福祉事業では信用が第一。上場することで、入居者や家族からの信用度も高まる」と話している。
　同社は、九州地区で入居一時金・敷金が要らない福祉施設を19施設（1,170床）展開。グループの医療福祉事業、（社福）さわやか会（山口県）、（社福）八健会（福岡県）を含めると24施設（1,500床）を展開している。

　売上高は35億円、経常利益は6億円

　また、同社の06年3月期決算は、売上高が35億円、経常利益が6億円となった。
　同社は、医療福祉・飲食・不動産業を手掛けるウチヤマグループ（北九州市小倉北区熊本2丁目、内山文治代表）のグループ会社で、2004年12月に設立。設立当初、06年3月期の売上高は21億円を見込んでいたが、一部の施設をファンド化したことが売上高に貢献し、見込みを上回る売上高となった。現在、県内で19施設（1,170床）を展開し、07年3月末までに新たに10施設の建設が決まっており、2,000床となる計画で、今期も前期並の売上高を見込んでいる。

　八幡西区と行橋市に介護付有料老人ホーム開設

　また、同社は、3月1日に北九州市八幡西区中の原にデイサービスセンターを併設した介護付有料老人ホーム「さわやかレークサイド中の原」、4月1日に行橋市北泉3丁目に介護付有料老人ホーム「さわやか行橋館」を開設した。
　「さわやかレークサイド中の原」は、国道211号沿い、「中の原東公園」南西側。敷地面積は7,652平方メートル。建物は4階建てで延べ床面積は3,795平方メートル。総工費は5億5,000万円。スタッフ数は35人で、入居者定員は80人。同社では「?今池?を一望できる自然豊かな施設で、買い物に便利な商業施設や様々な病院が集合した?医療村?も隣接している。四季を彩る静かな自然の中でゆったりとした時間を過ごしていただきたい」と話している。
　「さわやか行橋館」は、「行橋記念病院」北側真横。敷地面積は2,646平方メートル。建物は3階建てで延べ床面積は2,765平方メートル。総工費は3億9,000万円。スタッフ数は35人で、入居者定員は80人。施設の特徴について同社では「田園都市としての機能を備え、豊かな自然に囲まれた歴史と伝統の街に開設した施設」と話している。
　同社は、04年12月設立、資本金は2億80万円、従業員数は500人。