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06年1~2月にLNG供給に全面切り替え  飯塚ガス   年内に製造プラント増設や導管敷設も


 ガス製造・供給の飯塚ガス株式会社(飯塚市横田、山本隆史社長)は2006年1月から2月をめどに、天然ガス(LNG)に全面転換する。
 96年に本社工場から供給している横田地区(工業用主体)ではLNG供給に切り替えていたが、今回、柏の森工場からの供給エリア(一般家庭・商業用主体)でも液化天然ガス(LPG)から切り替えるもの。西部ガスから全面的な支援を受けるという。
 これに伴い、9月から本社工場でLNG製造プラントの増設工事に着手、年内にも完成にこぎつける方針。また、これを機に、柏の森地区の供給ラインを、従来の柏の森工場から本社工場に切り替え、工場・供給元を一本化する。すでに同地区と本社工場を結ぶ中圧導管の敷設工事も着工しており、完成は年内を予定している。操業停止後の柏の森工場の使途については検討中。
 同社は大分ガス株式会社系列の別府ガス技術研究所の子会社で、1967年7月設立、資本金5,000万円、従業員13人。05年3月期の売上高は3億7.500万円、経常利益は3,700万円。