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06年度は3期連続となる400戸の新規供給を計画 　 えん　　　中央区、博多区で8棟建設

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　マンションデベロッパーの株式会社えん（福岡市中央区大名2丁目、原田透社長）は、来期（07年3月期）、中央区、博多区で計八棟を建設し、05年3月期以来3期連続となる自社ブランドマンション「エンクレストシリーズ」として約400戸の供給を計画している。
　サラリーマン投資家向けに資産運用マンション販売を得意とする同社は、04年度に年間供給戸数400戸を達成したが、販売したマンションの入居率が今期も97％と好調を維持していることなどから、来期も400戸の供給を予定するもの。
　04年度までは地下鉄空港線沿線を中心に建設してきたが、今期から同七隈線沿線にも展開、来期も1棟あたり、80～100戸規模のマンションを地下鉄両沿線沿いを中心に展開する。　　
　具体的な06年度のマンション建設計画地は中央区六本松、同警固、博多区須崎町にそれぞれ1棟、中央区高砂、博多区築港本町にそれぞれ2棟の建設を予定している。着工時期などの詳細は今後詰める。
　小林専務取締役は「マンションは住みたくなるかどうかという、入居者がコンスタントに続くような立地、外観、内容に来期もこだわっていく」と話している。
　同社は1989年1月創業、設立。資本金は2,500万円、従業員数は73人。05年3月期売上高は54億7,000万円。現在博多区、中央区を中心として計28棟の自社ブランド「エンクレストマンション」を展開している。