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04年5月期の売上高は224億円、経常利益9億円 タマホーム 売上、利益とも前期に続き倍増
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木造住宅建築施工のタマホーム株式会社(福岡市博多区博多駅東二丁目、玉木康裕社長)の二〇〇四年五月期決算は単体ベースで、売上高が約二百二十四億円で対前期比約二・一倍、経常利益が約九億円で同二・二五倍になる見通しとなった。
連結では、売上高が約二百四十億円、経常利益が約十億円の見通し。売上高、経常利益とも前期に続き二倍以上の伸びで、玉木社長は「売り上げも利益も倍増すると公言してきたので予定通りの数字。今期は最低でも、売上高五百億円、経常利益二十五億円を達成したい」と話している。同社は〇六年度に東証一部上場を計画しており、上場時には売上高で千五百億円、経常利益で百億円を目指している。
2年をめどに全国80カ所に出店、今期中に30カ所
また、同社は二年をめどに、関西、東海地方を中心に全国で八十カ所の出店を計画している。
出店するのは、大阪二十二カ所、愛知十八カ所、兵庫十四カ所、静岡十二カ所、京都七カ所、岐阜六カ所、三重五カ所、滋賀五カ所、奈良四カ所、和歌山三カ所、島根二カ所、鳥取二カ所など。このうち、大阪では大型展示場を持つ泉佐野店を近くオープンし、今期中に和歌山店、尼崎店、神戸北店、神戸西店、摂津店、寝屋川店の出店が決まっている。また、このほかにも八月七日に徳山市の周南店、九月に下関店、十月には広島県安佐南区に大型展示場を持つ広島店を出店。九州では、今年末に別府店を出店する。
同社の店舗網は北部九州を中心に二十五カ所で、四国と南九州にはFCで七カ所を展開している。関西では、兵庫県内に加古川店、姫路店、相生店を出店しており、六月十八日には大阪本社を設置した。大阪初出店の泉佐野店は関西四店舗目で、同店のオープンを機に関西での出店の加速が予想される。玉木社長は「関西でも今期中に二十店舗を出店できる見通しがついた。八十カ所の出店には二年ぐらいかかるが、そのうち三十カ所を今期中に出店して来期の六月スタート時点で五十カ所にしたい」と話している。
2004.8.3 発行 週刊経済より