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Wi‐Fi対応のBBIQ光電話ターミナルを提供  九州通信ネットワーク    6月1日から申込受付開始


 九州電力グループの通信事業会社、九州通信ネットワーク株式会社(以下QTNet、福岡市中央区天神1丁目、秋吉廣行社長)は、6月20日からWi‐Fi(ワイファイ)と光電話、ルーター機能を1つの機器にまとめた「BBIQ光電話ターミナル(無線ルータータイプ)」の提供を開始する。
 同機器は、高速の無線規格IEEE802.11n(規格上の最大値3百Mbps)に対応しており、無線LAN内蔵のパソコンをはじめ、テレビやDVDレコーダーなどの家電機器、ゲーム機、スマートフォンなどのWi‐Fi対応機器と同社の光ブロードバンド(高速大容量)サービス「BBIQ(ビビック)」をワイヤレスで接続することができるのが特長。
 これまでは手動だったルーターのインターネット接続設定も、電源を入れるだけの自動設定のため、初心者でも簡単にインターネットを利用できるようになる。また、同機器一台でWi‐Fi、光電話、ルーター機能を実現しているため、設置スペースをとられない利点もある。利用料金(税込)は、月額210円(BBIQ光電話基本料315円/月が別途必要)。初期費用は1050円(BBIQ光電話を未利用者は光電話の回線登録料が別途必要)。サービス提供に先立ち、6月1日から申し込みの受付を開始した。
 Wi‐Fiとは「wireless fidelity」の略で、米国に本拠を置く業界団体のWi‐Fiアライアンスによって無線LAN機器間の相互接続性を認証されたことを示す名称、ブランド名。無線接続が普及し始めたころはメーカーごとに機器の規格などが違っていたため、異なるメーカー同士では接続できないなどの問題があったが、メーカーの垣根を超えて「無線で接続できる」Wi‐Fiの登場でこの問題も解消され、現在では無線接続の代表格となっている。