ＶＰＰの社会実装目指しダイキンなど２社と資本提携　Ｓｈｉｚｅｎ Ｃｏｎｅｃｔ

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週刊経済2025年2月19日発行号

提携先は１２社に

自然エネルギー発電開発の自然電力㈱（福岡市中央区荒戸１丁目）の子会社で、ⅤＰＰ（仮想発電所）事業を手掛ける㈱Ｓｈｉｚｅｎ　Ｃｏｎｅｃｔ（以下シゼンコネクト、松村宗和社長）は２月３日、ＩｏＴプラットフォーム提供の㈱ソラコムと空調メーカーダイキン㈱とし資本業務提携を締結した。

ＶＰＰの社会実装を目的としたもので、これで資本業務提携先は合計１２社、自然電力㈱からの借入と合わせた調達資金は１５億６千万円となった。再エネ有効活用のための電力の需給バランスを保つ仕組みとエネルギーリソース拡大に向けた手段としてＶＰＰへの注目が高まる中、提携先企業と共同技術開発を通じて、ＶＰＰプラットフォ―ム「Ｓｈｉｚｅｎ　Ｃｏｎｎｅｃｔ」の進化、拡大につなげる。

今回はソラコムとはシゼンコネクト開発のエッジ端末「Ｓｈｉｚｅｎ　Ｂｏｘ」シリーズのＩｏＴ基盤領域で協業、ダイキンとはヒートポンプ給湯器を用いた低圧ＶＰＰサービスの早期実現と空調機器の制御などの分野で協業を推進していく。