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SUGOCA定期券所有者にサブスクサービス販売 JR九州フードサービス


週刊経済2023年1月11日発行(合併号)

運営する飲食店で

JR九州の子会社で、飲食事業のJR九州フードサービス㈱(福岡市博多区博多駅東1丁目、福澤広行社長)は12月1日、JR九州の「SUGOCA定期券」の所有者を対象にしたサブスクリプション(定額制)サービスを開始した。
運営する博多駅構内の駅弁当屋や飲食店で利用できるサブスクリプションサービスを販売するもの。専用アプリをダウンロードし、使用するSUGOCAのカード番号など個人情報を入力し、さまざまなサブスクプランのなかから購入したいサービスを選択して利用できる仕組み。
駅弁当屋は月額300円で駅弁当の購入1個につきペットボトル飲料を毎回1本サービス、飲食店「たんやHAKATA博多駅店」では月額500円で「牛たん朝定食」(定価780円)が毎回200円引き、「うどん居酒屋 粋」が月額3千円で飲み放題120分が何回でも無料(1人千円以上の料理注文が必要)など、販売店舗で異なるサブスクサービスを販売している。販売期間は同日から2023年3月末までで、利用期間は23年4月末まで。同社運営の対象店舗は、駅弁当屋の博多口・筑紫口・新幹線口店、「たんやHAKATA博多駅店」、「博多ホームうどん博多駅3・4番のりば」、「担々麺 一路發 吉塚駅店」、「うどん居酒屋 粋 博多店」、「炭火焼鳥 しおたれ 吉塚駅店」、「からあげ 大吉っちゃん 吉塚駅店」、「うちのたまごテラス ガーデンズ千早店」の計10店舗。
同社では「さまざまな定額制サービスをこの機会に利用していただきたい」と話している。