ＳＤＧｓ私募債７千万円発行　やまだい

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週刊経済2021年4月6日発行

フィットネス施設の建設費に充当

県内１１カ所で総合衣料品店「やまだい」を展開する㈱やまだい（筑紫野市二日市南３丁目、山下哲生社長）は３月２５日、福岡銀行保証付のＳＤＧｓ私募債を発行した。発行額は７千万円。
１００坪の所有地を活用したフィットネスクラブ「エニタイムフィットネス」の建設費に充てる。場所は「やまだい直方店」（直方市）の近辺で、施設は今年８月にオープンする予定。土地活用の一環のため、同社は施設運用者から土地の賃借料を確保する。今回の私募債は、やまだいが発行した私募債の収益の一部を、福岡銀行がＳＤＧｓに資する団体などに寄付する同行保証付きの「ＳＤＧｓ私募債」。期間は７年。山下社長は「コロナ禍でも本業は好調。今後も着実に事業を進めていく」と話している。
山下社長はうきは市出身。１９５２年１２月７日生まれの６８歳。福岡大学商学部卒。趣味はゴルフ、書道 　同社は１９７４年１０月創業。資本金１億円。従業員約１００人（パート含む）。