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QRコードで利用法や料金を外国語に翻訳   セイワパーク    駐車場業界では初導入


 駐車場のトータルカンパニー、セイワパーク株式会社(福岡市博多区東比恵2丁目、清家政彦社長)は12月1日、QRコードを活用して駐車場の利用方法や駐車料金などを外国語で表示するサービスを開始した。駐車場業界で初の導入。
 名称は「QR Translator」。株式会社PIJINが開発した多言語対応サービスで、日本語の看板や印刷物を、簡単に翻訳する世界で初めてのサービス。看板等の印刷物近くに表示されたQRコードを、ユーザーが自分の携帯端末で読み取ると、その端末の言語設定を認識して翻訳文を表示する。15言語に対応しているため「多くの訪日外国人に受け入れられると期待できる」(同社)という。
 昨今、訪日外国人観光客が急激に増加しており、今年に入って9月末までに1448万人を記録するなど、観光業界ではその受け入れ態勢の整備が課題になっている。このような中、駐車場業界においても、安心して観光を楽しんでいただく為に、駐車場の利用説明などの多言語対応が求められている。同社では「日本への外国人旅行客増加に伴い、レンタカーやコインパーキングの利用も増えている中、より便利で魅力あるサービスでお客様の観光をサポートすることを目指す」と話している。